屋内マスク不要を政府が検討 5類変更で金銭負担は(2023年1月18日)
新型コロナウイルスについて「5類」への引き下げが議論されていますが、屋内でもマスク不要とする案が検討されていることが分かりました。
18日の東京の新規感染者は9187人で、11日の水曜日に比べて7585人の減少となりました。
コロナ禍の生活も3年。そんななか進んでいるのが、新型コロナの感染症法上の分類変更の議論です。
加藤厚生労働大臣:「(分類について)議論を重ねてきているということを踏まえて準備が一つひとつできてきているし、環境ができてきているのかなとは思っておりますが、ただ一方で、見直しの時期については足元の感染状況なども踏まえ、判断をしていく必要があるというふうに考えております」
関係者によりますと、厚労省は4月1日をめどに現在の「2類相当」からインフルエンザと同等の5類に変更する方向で検討しています。
厚労省アドバイザリーボード・脇田座長(きのう):「2類から5類へ移行すると、市民が自ら考えて対応することになる」
5類になった場合、地方自治体による入院勧告や就業制限などの措置がなくなる代わりに、無料だった治療費などが自己負担になるなど大きな変化があります。
そして、この分類変更に合わせて考えられているのがマスクの着用について。5類に変更した場合、症状がある人などを除き、屋内でのマスク着用を原則不要とする案を政府が検討しているというのです。
松野官房長官:「感染対策の在り方については今後も科学的な知見に基づき、不断の見直しを行っていくこととしており、そのなかでマスク着用の考え方についても検討していくこととしていますが、現時点で具体的な内容を申し上げる段階にはありません」
人混みでもノーマスクが当たり前になっている欧米。かたや感染爆発でマスク生活が続く中国。そんな世界の流れのなか、日本は今後、新型コロナとどう付き合っていけばいいのか。2類から5類への変更、そしてマスク着用の緩和で、感染の状況や私たちの生活はどう変わっていくのか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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