【発見】深海魚「リュウグウノツカイ」 イカ漁の網に2匹 富山湾
スルメイカ漁の船で撮影されたのは、網にかかった銀色に輝く魚です。引き上げても引き上げても続く長い体で、背中にはヒレがありました。深海魚“リュウグウノツカイ”です。
リュウグウノツカイは普段、水深200~1000メートルの深海に生息していますが、撮影されたのは富山・氷見市の沖合1キロ、水深27メートルに仕掛けた定置網の中で、17日午前4時ごろに発見されました。
撮影した漁師・曽場慎太郎さん
「3~4メートルくらいの個体だったと思います。それも2匹泳ぎ回っていたので、何だ?これって思って」
しかも、網にかかっていたのは、1匹ではなく2匹でした。魚津水族館によると、記録が残る2009年以降、富山湾でリュウグウノツカイが同じ網に2匹かかったのは今回が初めてだということです。
“網にかかると豊漁になる”という言い伝えもある、リュウグウノツカイ。漁師たちは、網の中から慎重に引き上げ、海へと返しました。
(2023年1月18日放送「news every. 」より)
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