「奇妙な三角関係」自民・立憲と協調路線の維新『我々は与党でも野党でもなく国民側』(2023年1月18日)
1月18日、自民党の茂木敏充幹事長が、2025年に開催予定の「大阪・関西万博」の会場予定地などを視察しました。
(自民党 茂木敏充幹事長)
「さっき東京ドーム何個分だって聞いたら甲子園球場100個だって」
1月18日、2025年に開催される「大阪・関西万博」の会場予定地である夢洲を訪れた自民党の茂木敏充幹事長。大阪府の吉村洋文知事と大阪市の松井一郎市長も立会い、工事の進捗状況などの説明を受けました。
(自民党 茂木敏充幹事長)
「全体的な準備は順調に進んでいると思っているところであります。国、そして地元の自治体、さらには万博協会、そして企業、一体になってこの機運を盛り上げていく」
その茂木幹事長は1月17日に日本維新の会の馬場伸幸代表と会談を行いました。この会談で両党は、憲法改正・安全保障政策・エネルギー政策の3つと、国会会期中に1日6000円が支払われる特別委員長手当の廃止などの国会改革について、来週に始まる通常国会で共に前に進めることで一致しました。
(自民党 茂木敏充幹事長)
「(日本維新の会と)より幅広いテーマについて協力を進めていきたい。この通常国会において国会改革の問題で目に見える成果があげられるように協力したいという話を申し上げました」
ところが1月18日、日本維新の会が合意文書を交わしたのは立憲民主党です。両党は、無駄な予算の大幅な削減を行うために共同の対策チームを設けることや、防衛費をめぐる増税に反対することなどで一致。去年の臨時国会に続いて通常国会でも連携して対応することで合意しました。
1月17日に日本維新の会が自民党と会談したことについて、立憲民主党の泉健太代表は次のように話しました。
(立憲民主党 泉健太代表)
「私はある意味、自民党が揺さぶりをかけてきているというのは、それだけ前国会・臨時国会での取り組みに相当危機感を抱いたということの表れだと思いますから」
自民党と立憲民主党、どちらとも協調路線をとることについて日本維新の会の馬場伸幸代表は次のように話しました。
(日本維新の会 馬場伸幸代表)
「我々は与党でも野党でもない、国民側に立っている政党だと自負しています。いいことはいい、駄目なことは駄目と、それは今後とも自民党さんに対しても立憲民主党さんに対しても我が党の態度は変わらない」
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