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【ピンチ】「破産申請」準備する旅館も 湯量減少など各地で問題に
温泉の湯量が減少したり、源泉の温度が下がったりする事態が各地で起きています。青森県弘前市の嶽(だけ)温泉でも熱いお湯が出なくなり、新規の宿泊予約の受け付けを見送る旅館や、事業が継続できなくなる宿泊施設もでてきています。こうした問題は、長野県や大分県でも起きているということです。
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青森県弘前市にある嶽(だけ)温泉。今、この温泉街で頭を悩ませているのが、“熱いお湯が出ない”問題です。
嶽温泉旅館組合 小嶋庸平組合長
「完全に枯れたかどうか結論づけるのは早いと思うんですが、現状、あまり期待できる温度と量が確保できていませんので、それも考える必要があると思います」
嶽温泉では、去年12月28日からお湯の温度がぬるくなってしまったといいます。
15日、4つある源泉のうち、一番熱い80℃の源泉の復旧工事が行われ、配管には異常がないことがわかりました。ただ、温度は80℃から60℃まで下がり、湯量も毎分200リットルから40リットルと5分の1まで減っていたというのです。
他の源泉については、湯の量は十分あるということですが、温度が60℃以下のため、熱い源泉の確保が課題だといいます。
源泉かけ流しの「小島旅館」では、お湯が今までの温度にならないため、現在、新規の宿泊予約の受け付けを見送っているということです。
この源泉の温度低下によって、事業が継続できなくなる宿泊施設も…。嶽温泉を代表する創業約350年の「山のホテル」は、宿泊施設の老朽化やコロナの影響に加え、今回の源泉の温度低下などを受けて、破産申請の準備を進めていることが17日、新たにわかりました。
源泉の問題は、今のところ詳しい原因がわかっていません。旅館組合では、雪解けを待って他の源泉を確認することにしています。
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こうした事態は各地で起きていて、長野県千曲市にある温泉施設「佐野川温泉 竹林の湯」では、オープン前の2004年に毎分55リットルあった湯量は、2019年には26リットルと半分以下に減少しています。
去年11月下旬から湯量がさらに減ってしまったため、12月25日以降、休業せざるを得ない状況が続いているといいます。
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また、“おんせん県”大分の別府市にある竹瓦温泉では、源泉の温度が約60年で9℃下がるなど、市内各地で源泉の温度が低下しているということです。
日本の大事な観光資源である温泉。今後は貴重なものとなっていくのでしょうか。
(2023年1月17日放送「news every.」より)
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