子ども2人を亡くした父親『思い続けていくことが大事』 阪神・淡路大震災から28年(2023年1月17日)
6434人が犠牲になった阪神・淡路大震災の発生から2023年1月17日で28年となります。神戸の東遊園地では犠牲者を悼み、約1万本の竹灯籠が灯されました。
神戸・三宮の東遊園地。新型コロナウイルスの影響で追悼行事は減少傾向が続いていて、震災の記憶の風化への懸念も高まっています。
そんな中、「追悼のつどい」は今年は3年ぶりに例年規模の開催となり、これまでに遺族ら約5000人が訪れて祈りを捧げました。
(同級生を亡くした男性(50代))
「もう一度会えるもんなら会いたいなと。彼の分まで生きていく」
(母を亡くした女性)
「私自分で(埋もれた母を)掘り出したのよ。出てきたときは生きていたの、まだ。生まれ変わることがあるとしたら、やっぱり母の娘がいい」
一方、児童8人が犠牲になった兵庫県芦屋市の精道小学校でも追悼式が行われました。小学1年の息子を亡くした父親は…。
(小1と5歳の子どもを亡くした米津勝之さん)
「写真は7歳と5歳のままなんですよ、やっぱり。大きくなった姿が想像できない。思い続けていくことがすごく大事なことじゃないかなと思っています」
28年が経過して震災を知らない世代も増えました。あの日起きた記憶を次の世代へどうつないでいくのか、改めて考える1日になります。
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