フィリピンでタマネギ高騰…“密輸”も横行 価格は鶏肉の3倍「早く安くなって」(2023年1月14日)
フィリピンでは、家庭料理に欠かせないというタマネギの価格が高騰し、タマネギの密輸が横行している。フィリピンのタマネギに、何が起こっているのか。
■鶏肉の“3倍”の価格に「早く安くなってほしい」
店員:「彼は、さっきから並んでいて戻っただけ」
客:「なんで、あの人は横入りするのよ」
市場で列を成す買い物客。彼らのお目当ては「タマネギ」だ。
店員:「タマネギは400ペソです」
客:「あっちに行ってみましょう」
現在、フィリピンではタマネギの価格が高騰。1キロあたりで比較すると、鶏肉の3倍近い値段になっているという。
フィリピン市民:「値段がもう少し安くなればいいんですが。私みたいに仕事のない人が多いので、早く安くなってほしいです」
■原因は“大型台風”…「スーパーから玉ねぎ消えてる」
タマネギの価格が高騰した原因と指摘されているのが、去年、フィリピンを襲った複数の“大型台風”だ。
広い範囲で洪水の被害を受け、タマネギの生産量に影響を及ぼしたという。
ジェトロ(日本貿易振興機構)・吉田暁彦氏:「フィリピン在住の日本人から『スーパーからタマネギが消えている』と指摘がありました」
ジェトロ・マニラ事務所の吉田氏は、タマネギの枯渇による市民生活への影響を懸念している。
吉田氏:「フィリピンの料理において『タマネギ』は欠かせない食材。フレーバー(風味)にパンチをきかせる」
■“密輸”増加…“玉ねぎ2万トン”輸入する方針
こうしたタマネギ不足を背景に、増加しているのが“タマネギの密輸”だ。
政府は密輸の増加を受け、去年12月末から捜査を強化しているという。
さらに、マルコス大統領は一時的にタマネギ2万トンを輸入する方針を示した。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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