「真実の前に謙虚に」検察ナンバー2の東京高検検事長に畝本直美氏が就任 女性初｜TBS NEWS DIG
検察ナンバー2の東京高検検事長に女性で初めて就任した畝本直美氏（60）が会見で、「真実の前に謙虚になることが大切」と述べました。
畝本直美氏（60）は、今月10日付で検察ナンバー2の東京高検検事長に女性で初めて就任しました。
畝本氏は会見で、「事案の真相に迫るには真実の前には謙虚に、関係者の話をよく聞き、フェアであることが大切」と指摘。また、「検察は刑事司法の一部に過ぎない」として、民間を含めさまざまな人が更生支援に関わっている実情を理解する重要性を強調しました。
自身が女性初の就任となったことについては、「検事任官した女性は『女性検事』ではなく、いちプロフェッショナルとして奮闘している。今は女性がいて当たり前で、その流れの中の一つの出来事だ」と話しました。
畝本氏は、千葉県出身の60歳で中央大学卒業後、1988年に検事任官。法務省保護局長や最高検公判部長などを歴任し、おととし7月から広島高検検事長を務めていました。
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