【ゴールデングローブ賞】『犬王』アニメ映画賞獲得なるか まもなく授賞式
アカデミー賞の前哨戦とされるゴールデングローブ賞の授賞式がまもなく始まります。湯浅政明監督の『犬王』がアニメ映画賞を獲得するのか注目されています。
湯浅監督の『犬王』は室町時代に実在した能楽師と琵琶法師の少年の友情を描いた作品です。
日本の映画がゴールデングローブ賞のアニメ映画賞にノミネートされたのは細田守監督の『未来のミライ』以来、4年ぶりで、受賞すれば初の快挙となります。
一方、ゴールデングローブ賞は投票を行う会員に黒人が1人もいないなど多様性に欠けると指摘され、会員の人種の構成などを大幅に見直し今回の開催を迎えています。
投票を行った会員からは構成の見直しが『犬王』の受賞の追い風になるのではとの意見も聞かれました。
ハリウッド外国人記者クラブ会員・中島由紀子さん「『犬王』がノミネーションの作品のひとつに入ったとき、結構皆やっぱり喜んだわけですよ『皆の心が変わってきたんだ』と。(ピクサー作品と)どっちにしようかなと思ったときに『ダイバーシティー(多様性)を考えてこっちを入れましょう』とか(の動きはあると思う)」
授賞式は日本時間午前10時より行われます。
(2023年1月11日放送「Oha!4」より)
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