東京都・小池知事 緊急事態宣言の要請検討は「総合的に判断検討したい」

東京都・小池知事 緊急事態宣言の要請検討は「総合的に判断検討したい」

東京都の小池知事は、緊急事態宣言の要請を検討する基準となる病床使用率が５０％に迫っていることをめぐって、「緊急事態宣言は総合的に判断し、検討したい」と述べました。

東京都 小池百合子知事
「緊急事態云々の話ですけれども、専門家の皆さんの意見も交換しながら、自宅宿泊療養を含む全体的な医療提供体制の状況や社会活動への影響など、確認しながら総合的に検討したいというふうに考えてます」

東京都はきょう午後に、最新の感染状況を分析するモニタリング会議を開きました。小池知事は、緊急事態宣言の要請を検討する基準としている病床使用率が５０％に迫っていることについて、「医療提供体制や社会活動への影響などを総合的に判断し、検討したい」との考えを示しました。

また、急増している自宅療養者について小池知事は、基礎疾患がなく、５０歳未満で、軽症や無症状の場合は自身で健康観察を行ってもらう方針を示しました。体調不良を感じた場合は、新たに設置する「自宅療養サポートセンター」に連絡する仕組みとするということです。（27日15:44）

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