新旧天才…藤井五冠vs羽生九段 タイトル戦で初対決「王将」かけ激突(2023年1月8日)

新旧天才…藤井五冠vs羽生九段 タイトル戦で初対決「王将」かけ激突(2023年1月8日)

新旧天才…藤井五冠vs羽生九段 タイトル戦で初対決「王将」かけ激突(2023年1月8日)

 8大タイトルの1つ、王将戦7番勝負の第1局が開幕しました。王将のタイトルを持つ藤井聡太五冠に挑むのは、かつての七冠、羽生善治九段です。新旧天才対決の行方は。

 まず、決戦の場に現れたのはレジェンド、羽生善治九段、52歳。真っすぐ前を見据えます。その3分後…。王将の初防衛が懸かる20歳の天才、藤井聡太五冠が対局場へ。羽生九段と視線は合わさず、静かに闘志を燃やします。

 先手は藤井五冠。とその前に、お茶をごくり。お約束の初手、お茶です。

 今回、初めてタイトル戦でぶつかる2人。藤井五冠にとって羽生九段は憧れの存在でした。

 藤井聡太五冠(20):「将棋界のスーパースターなので、(王将戦)七番勝負の舞台で対戦できるのはとても楽しみ」

 史上3人目の中学生プロ棋士として15歳でデビューした羽生九段。トレードマークの寝ぐせが話題になる一方、確かな実力で将棋界を席巻。25歳の時には7大タイトルを独占し、史上初の七冠に。通算勝利数は1520を数え、プロ棋士初の国民栄誉賞も受賞しています。

 そんなレジェンドが今回の王将戦を制すればタイトル獲得回数が前人未到の100期に。

 羽生善治九段(52):「(藤井五冠は)ずっと安定して結果を残されていて、特にここ最近、さらに強さを増している印象」

 会場の静岡県掛川城には朝からたくさんのファンが。皆さんのお目当ては2人の署名が入った王将戦限定の御城印(ごじょういん)。

 世代を超えたスーパースター同士の対決。勝負メシは、藤井五冠がブランドの掛川牛を使った麻婆豆腐。羽生九段は遠州黒豚と掛川産の野菜のトマト煮込みと、どちらも地元のグルメを選びました。

 2人はこれまでに8回対局していて、藤井五冠が7勝1敗。王将戦第1局はこの後、封じ手となり決着は9日午後につく見通しです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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