【不正行為】共通テスト“流出” 1か月前から下準備か
今月15日に行われた大学入学共通テストの問題が試験時間中に外部に流出し不正が行われた疑いがある問題で、解答を依頼した人物が、テストの1か月ほど前から下準備をしていた可能性があることがわかりました。
共通テスト1日目に行われた「世界史B」の試験中、女子生徒を名乗る人物が、問題用紙の写った画像を家庭教師のマッチングサイトで知り合った外部の東大生らに送信し解答を送ってもらう不正行為があった疑いのある問題で、試験のおよそ1か月前に、同じ名前を名乗る人物から複数の大学生にメッセージが届いていたことがわかりました。
家庭教師のバイトをする東京大学3年生「世界史と現代文ということになってます。1月の15日でということで指定されています」
この東大生のもとに先月14日に届いたメッセージには、「調べながら解いていただいて大丈夫なので、可能な限り完璧な解答を導いていただければ」と書かれていて、現代文も依頼するなど世界史以外の教科についても解答を依頼していることがわかりました。
「先に先生にテストという形で問題を解いていただいて大丈夫そうでしたら次回から指導をお願いしたい」とも書かれていましたが、この東大生は予定が合わず依頼を断ったといいます。
悪用されたというマッチングサイトの運営会社は、「悪用されたのであれば率直に遺憾。生徒の本人確認の仕方など含め、今後検討していきたい」と話しています。(2022年1月27日放送)
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