トンガ火山噴火「巨大なキノコ雲」 大使が語る
トンガ沖で15日に起きた大規模な噴火について、トンガに滞在する大使がその当時の様子をホームページに公表しました。
在トンガ日本大使館の宗永健作大使は24日、ホームページで「経験したことのないような衝撃が駆け抜けた」と当時の状況を振り返りました。
また、近くで大きな大砲を発射したような音が空から響き渡り、「巨大なキノコ雲が空の半分を覆い隠していた」と危機が目前に迫っていたと説明しました。
さらに唯一の情報源であるラジオ放送の言葉が理解できず、津波警報と高台避難が勧告されていると知ったのは噴火から30分ほど後だったということです。
宗永大使は「島はまだ火山灰に覆われ、津波の被害についてはほとんど手付かずの状況」としながらも、「明るいトンガ人の気質と大家族の下で助け合いの精神で復旧に向かって進んでいます」と説明しています。(26日19:01)
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