【一部始終】無人販売所で肥料“持ち逃げ”の瞬間 静岡・袋井
静岡県袋井市で肥料が盗まれる瞬間を防犯カメラがとらえていました。
牧場に設置された防犯カメラ映像に映っていたのは、肥料の無人販売所。今月23日午前8時前、販売所にやってきた1台の車。何度も来ているのでしょうか。慣れたように停車すると、男が車から降りてきました。そして、料金箱にお金を入れ、トランクに肥料を積み込み、何事もなかったように無人販売所を後にしました。
男が積み込んだ肥料の数は10袋。料金にして3000円分になるといいます。
しかし、10分後に牧場主が料金箱を確認すると、900円が不足していたといいます。
太田牧場・太田忠志代表
「2100円しかなかったから、合わないなと」
約30年前から肥料を無人販売してきた太田牧場。実は、被害にあったのは今回が初めてではないそうで、太田さんは「ちょくちょく被害にあってる。お金がないとか、魔が差したという感じで商品を持っていかれるのはつらい」と話します。
牧場主は警察に被害届を提出したといいます。
また、度重なる被害に今後は無人販売の中止も視野に入れていて、新たな販売方法を検討しているということです。(2022年1月26日放送「news every.」より)
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