6人死亡34人重軽傷の“クリスマス寒波” 停電解消も鉄道の運休続く 木曜日以降に再び北日本で大雪のおそれ｜TBS NEWS DIG
週末、各地に大きな被害をもたらした記録的な大雪。きょうも日本海側を中心に雪が続いています。
新潟県の魚沼市守門では1メートル40センチの積雪を観測。平年を上回る積雪となっている場所もあり、新潟地方気象台は雪崩などに注意するよう呼びかけています。
石川県の金沢市は時折、雨やあられが降る、ぐずついた天気に。
「（雪かきは）何回やってもイヤなもんです。（体が）ちょっとボロボロで、早く年末のお休みが来てほしいです」
総務省消防庁によると、今月21日以降、大雪によって全国で6人が死亡、34人が重軽傷を負っています。
山形県金山町ではきのう、70代の女性が自宅の軒下で雪に埋まった状態で見つかり、その場で死亡が確認されました。警察は、屋根からの落雪に巻き込まれたとみています。
2度にわたる大規模停電に見舞われた北海道のオホーツク地方では、きのう深夜にすべての停電が解消。年の瀬らしい光景が戻って来ていました。
紋別市民
「仕事再開できるのでホッとしている。電気がないと商売あがったり」
一方で、交通への影響は続いています。
JR宗谷線の一部や、釧網線の全線などはきょうも終日運転見合わせ。特急14本を含む71本が運休となっています。
あす以降、雪の降り方は弱まりますが、木曜日になると冬型の気圧配置が強まるため、再び北日本を中心に大雪となるおそれがあります。
年末年始、帰省の足にも影響が出る可能性があり、引き続き警戒が必要です。
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