『旧統一教会との関係根絶の決議は信教の自由の侵害』関連団体が取り消しを求め提訴(2022年12月23日)

『旧統一教会との関係根絶の決議は信教の自由の侵害』関連団体が取り消しを求め提訴(2022年12月23日)

『旧統一教会との関係根絶の決議は信教の自由の侵害』関連団体が取り消しを求め提訴(2022年12月23日)

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を「根絶する」などと宣言した富田林市と大阪市の議会決議は「信教の自由」の侵害だとして、教会の関連団体が決議の取り消しなどを求める訴えを起こしました。

 訴えを起こしたのは、旧統一教会の関連団体UPF(天宙平和連合)の大阪支部です。旧統一教会や関連団体との関係について、富田林市議会(9月)では「根絶する」、大阪市議会(11月)では「一線を画す」という決議が可決されていますが、訴状によりますと、決議は憲法の「信教の自由」を侵害しているなどとして、団体側はそれぞれの市に決議の取り消しと350万円の慰謝料を求めています。

 (旧統一教会・関連団体代表 永井博さん(76))
 「(富田林市議会決議の)『根絶』という言葉は、通常、病原菌に対して使われる言葉であり、人権感覚のかけらも感じられません」

 富田林市と大阪市は「回答を差し控える」としています。

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