【「かっぱ寿司」前社長初公判】起訴内容認める はま寿司から営業秘密“不正に持ち出し”
競合他社「はま寿司」の営業秘密を不正に持ち出した罪などに問われている「かっぱ寿司」運営会社の前社長の初公判が22日に開かれ、前社長は起訴内容を認めました。
「かっぱ寿司」の運営会社「カッパ・クリエイト」の前社長、田辺公己被告は2020年9月、競合他社の「はま寿司」から営業秘密にあたる仕入れ価格などのデータを不正に持ち出した罪などに問われています。
田辺被告は2020年10月まで、「はま寿司」の親会社、「ゼンショーホールディングス」に在籍していました。
22日の初公判で、田辺被告は起訴内容を認めました。検察側は冒頭陳述で、持ち出したデータについて、「競合他社に漏らすことは許されないという共通認識があった」とした上で、「田辺被告はデータを活用し、「カッパ・クリエイト」の業績向上などを図ろうと考えた」と指摘しました。
（2022年12月22日放送)
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