【独自】隣部屋にいた男が証言「何しているんや!という大声が」留置場で容疑者が自殺(2022年12月19日)

【独自】隣部屋にいた男が証言「何しているんや!という大声が」留置場で容疑者が自殺(2022年12月19日)

【独自】隣部屋にいた男が証言「何しているんや!という大声が」留置場で容疑者が自殺(2022年12月19日)

保険金殺人事件の容疑者の男が留置場で自殺した問題。その留置場内で隣の部屋にいたという男の証言を独自取材しました。

 【大阪府警の臨時会議】
 (大阪府警 野村護本部長)
 「今回のような重大な事案を発生させたことで、府民の警察に対する信頼を著しく失墜させ、誠に遺憾である」

 12月19日、大阪府警で行われた臨時会議。府内の署から留置管理課長らを招集し、留置場での巡回・巡視の徹底などを確認しました。今年、その留置場での対応をめぐり府警の責任が問われる事態となりました。

 今年9月、留置場で自殺したのは、元会社員の高井凜容疑者(当時28)。去年、養子縁組をした大阪府高槻市の高井直子さん(当時54)を浴槽で溺死させたなどの疑いで、今年7月に逮捕されました。遺産など約1億円を相続し、総額1億5000万円にも及ぶ生命保険の受取人にもなっていて、金目当ての犯行とみられていました。

 高井容疑者は逮捕後、約40日間勾留されましたが、今年9月1日、福島警察署の留置場でTシャツの裾を裂いてひも状に束ねたもので首をつり、自殺。事件の真相は闇へと葬られてしまいました。

 今年12月に大阪府警が公表した調査報告書では、自殺の3日前に高井容疑者が自殺を示唆する便箋が見つかっていたものの、その後も巡回などが徹底されなかったとしていて、留置場でのずさんな管理が浮き彫りとなっています。

 留置場でいったい何が起こっていたのか。当時、福島署で高井容疑者の隣の居室に窃盗容疑で勾留されていたという男(44)が、12月19日朝にMBSの取材に応じました。男が証言したのは高井容疑者が自殺した当日の朝のできごとです。

 (隣の居室に勾留されていた男)
 「『お茶をください。今何時ですか』と高井容疑者が小声でぼそぼそとしゃべっているのが聞こえた」

 警察が高井容疑者の生存を最後に確認したのが午前6時36分。その後は特に何も聞こえなかったといいますが、変化があったのが起床時間の午前7時。

 (隣の居室に勾留されていた男)
 「急に『何しているんや!』と大声を上げる警察の声がした」

 報告書によりますと、このとき、警察官が首をつった状態の高井容疑者を発見したとされていて、男の証言とも一致しています。また男は、高井容疑者の自殺後、福島署内で巡回が急増したとも話しました。

 (隣の居室に勾留されていた男)
 「福島署は正直、巡回が少なかった。今いる大阪拘置所とも雲泥の差。9月中旬から急に頻繁に来るようになって、15分から20分に1回くらいだったのが、多いと5分に1回くらいになった」

 留置場という限られた人しか内部をうかがいしれない閉ざされた空間で起きた自殺。今後同じような事態を起こさないためには何が必要なのでしょうか。

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