70代の自宅療養患者が死亡…体温38.6℃も“血中酸素濃度が99%”で搬送されず(2022年1月24日)

70代の自宅療養患者が死亡…体温38.6℃も“血中酸素濃度が99%”で搬送されず(2022年1月24日)

70代の自宅療養患者が死亡…体温38.6℃も“血中酸素濃度が99%”で搬送されず(2022年1月24日)

兵庫県神戸市は、新型コロナウイルスに感染した70代の女性が自宅療養中に死亡したと発表しました。

 神戸市によりますと、70代の女性は1月22日の朝に38℃の発熱があり、抗原検査で陽性と判明しました。体温が38.6℃で家族が救急を要請しましたが、血中酸素濃度が99%だったことから搬送されなかったということです。

 その後、1月23日の午前10時ごろ、自宅で心肺停止状態となっている女性を家族が発見し、救急隊が駆け付け、死亡が確認されたということです。検死の結果、新型コロナウイルスが死因だとわかったということです。

 神戸市によりますと、デルタ株への感染を調べる「スクリーニング検査」は実施しておらず、オミクロン株の疑いもあるということです。

 市によりますと、自宅での死亡者は去年5月以来だということです。

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