「重なる介護に絶望」寝たきり夫と息子を放火殺人の罪 被告の女 初公判で一部否認(2022年12月12日)

「重なる介護に絶望」寝たきり夫と息子を放火殺人の罪 被告の女 初公判で一部否認(2022年12月12日)

「重なる介護に絶望」寝たきり夫と息子を放火殺人の罪 被告の女 初公判で一部否認(2022年12月12日)

 千葉県旭市で自宅に放火し、寝たきりの夫と障害を持つ息子を殺害した罪に問われた女の初公判で、女は「息子を殺すつもりはなかった」と起訴内容を一部、否認しました。

 大橋とし子被告(66)は去年11月、旭市の自宅に火を放ち、夫の芳男さん(当時67)と息子の芳人さん(当時32)を殺害した罪に問われています。

 今月12日の初公判で大橋被告は放火したことなどを認める一方、体に重度の障害のある寝たきりの息子については「殺害するつもりはなかった」などと起訴内容を否認しました。

 検察が「息子が死ぬこともやむなしと考え火を付けた」と指摘したのに対し、弁護側は「重なる介護などに絶望し、夫と一緒に死のうとした」などと息子への殺意を否定しました。
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