【知床観光船事故】ハッチから海水浸入か 運輸安全委「報告書」で
ことし4月に北海道・知床半島沖で発生した観光船沈没事故で、船の前方にあるハッチから海水が入り込み、沈没した可能性があることがわかりました。
沈没した観光船「KAZU 1」について、事故原因を調査している国の運輸安全委員会は、現在まとめている報告書の中で、甲板から船倉への出入り口であるハッチから海水が入り込んだ可能性が高いとしていることが、関係者への取材でわかりました。
ハッチは本来、浸水しないように密閉することになっていましたが、引き揚げられた船体の船首付近のふたが外れていたということです。
また、これまでの調査で、甲板の下にある隔壁にも穴があいていたことがわかっていますが、この穴が浸水が拡大した原因のひとつだとみられるということです。運輸安全委員会は来週にも報告書を発表する見通しです。
事故をめぐっては、海上保安庁が業務上過失致死の疑いで捜査を続けています。
(2022年12月9日放送)
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