【“統一教会”被害者救済法案】参議院で質疑 河野消費者相“検討会設置”必要との考え示す
いわゆる統一教会の被害者を救済するための法案は、参議院で質疑が行われています。
河野消費者相は、法案が施行された後、法律の運用状況などを確認する検討会を設置する考えを示しました。
立憲民主党・岸議員「この法案の施行後の状況確認を行う検討会の設置に向けて、実行していただけると期待してよいか」
河野消費者相「しっかりやってまいりたいと思います」
野党の立憲民主党などは法案には賛成する一方で、成立した後、運用して問題点があれば見直すよう求めています。こうした指摘をふまえ、河野消費者相は法律の実効性を高めていくため、検討会の設置が必要だとの考えを示しました。
河野消費者相は、また「法律が実効性のあるものとなるよう、被害の救済や被害の未然防止ができるように関係省庁と連携して、対応していきたい」と強調しました。
臨時国会の会期末となる10日、法案は会期を延長することなく、委員会に引き続き、参議院本会議で採決され、成立する見通しです。
(2022年12月9日放送「ストレイトニュース」より)
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