【事件から約4か月】人気おでん店の“女性店主”死亡 娘夫婦を殺人の疑いで逮捕 沖縄・那覇市
沖縄県の老舗おでん店の女性店主が今年8月、建物内で倒れ、死亡しているのが見つかった事件で、沖縄県警は12月6日、店主の娘夫婦を殺人の疑いで逮捕しました。
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事件があったのは、地元にも観光客にも愛された那覇市の老舗のおでん屋でした。
店に行ったことがある人
「人気でなかなか入れない、いっぱいです」
店に行ったことがある人
「外国から来た観光の人たちも探していて、何回か連れて行ったことある」
店を構え3代目。沖縄では珍しいおでんの名店、「おでん東大」。豚足を揚げ焼きにした「焼きテビチ」が看板メニューで、多くの人に愛されてきました。
店を切り盛りしていたのは長濱美也子さん(58)。今年8月、突如亡くなった状態で見つかりました。
それから約4か月、明らかとなったのは――
沖縄県警 刑事部長
「調査した結果、現場の状況等に不審点が認められたことから、殺人事件と断定し、本日、被疑者男女2名を逮捕」
殺人の疑いで逮捕されたのは、長濱さんの実の娘とその夫でした。人気店でなにがあったのでしょうか。長濱さんとよく取引していたという男性に話を聞きました。
長濱さんを知る人
「もう…美人でしたよ。背も大きくてね、まれに見る美人でしたね。料理が上手でね、おいしいのがね、とてもそろっているおでん店でしたね」
長濱さんが亡くなってから店は閉店。あまりに突然の死に、男性は違和感を抱いていたといいます。
長濱さんを知る人
「どういうことだろう、どういうことだろうと、あれからずっと今日まで。病気でないということはわかっているので、ずっと疑問に感じていました」
店の近所の人も――
店の近所の人
「ご病気で突然亡くなったのかな、としか思わなかったですね。びっくりしましたね、本当に気の毒ですよね…」
長濱さんを殺害したとして逮捕されたのは、実の娘、許田美香容疑者とその夫の盛哉容疑者です。
逮捕に至ったきっかけは何だったのか。警察は、「自殺を偽装した可能性が高い」としています。
長濱さんは発見当時、店が入る建物の2階で倒れていて、首にはひものようなもので絞められた痕があったといいます。警察は現場の状況から、自殺に見せかけるため何者かが現場を偽装したと判断。防犯カメラや携帯電話の通話記録、聞き込みなどから、娘夫婦に絞り込んでいったといいます。
長濱さんを知る人
「親子のトラブルはほとんど聞いてない。トラブルどころか(長濱さんが)自慢しているわけだから。何回も来ましたね、スマホで孫さんをね、孫自慢ですね」
トラブルは、全く耳にしなかったといいます。
警察は、捜査に支障をきたすとして2人の認否を明らかにしていませんが、捜査本部を設置し、事件の全容解明に向け捜査するとしています。
(2022年12月6日放送「news every. 」より)
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