【虐待行為】全裸で長時間放置も…障害者支援施設で虐待園児“虐待”の保育士…新たな行為も明らかに │ 【気ままに】ニュース速報

【虐待行為】全裸で長時間放置も…障害者支援施設で虐待園児“虐待”の保育士…新たな行為も明らかに

北海道西興部村にある障害者支援施設で、職員6人が入所者13人に対し虐待を行っていたことがわかりました。入所者を全裸で長時間放置するなど、虐待事案は38件にのぼるということです。また、静岡県裾野市の「さくら保育園」で園児らへの虐待行為が発覚し、暴行容疑で逮捕された元保育士の女3人について、新たな行為も明らかになりました。

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真っ白な雪に包まれた北海道西興部村の障害者支援施設「清流の里」。今年6月、この施設で“虐待が行われている”との通報が村と北海道にありました。

その後、村が防犯カメラなどを調べたところ、5月から6月にかけて、男性職員6人が男性入所者13人を全裸で長時間放置するなど、38件もの虐待を行っていたことが発覚。入所者がけがをしたという情報はありません。

施設側は「入所者と家族にご心配をおかけし反省している」とコメントしました。今後、弁護士らを含めた検証委員会を設立し、再発防止に努めるとしています。

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一方、園児らへの虐待行為が発覚し、元保育士の女3人が暴行容疑で逮捕された静岡県裾野市の「さくら保育園」は5日、事件を受け、休園していました。約170人の園児が通っていましたが、再開された6日は、120人の園児が登園したということです。

子供を通わせる保護者
「先生たちのメンタルがくずれちゃうと、子供たちもくずれてきちゃうから、そこが心配」

捜査関係者によると、逮捕された3人は、園児の頭をたたいたり（服部理江容疑者）、園児を宙づりにしたり（小松香織容疑者）、園児の顔を押したり（三浦沙知容疑者）などの容疑をおおむね認めているといいます。

三浦容疑者は、園児の誕生日に「いっぱいあそんでいっぱいたべて、すくすくおおきくなあれ　さちせんせいより」などと、メッセージを贈っていました。“いい先生だと思っていた”そんな声も聞かれた3人でしたが、新たな行為も明らかになりました。

「園児を撮影した写真に不適切なコメントを記載し、園関係者のグループに配信していた」と、園が市に提出した調査報告書に記載されていたことがわかったのです。

今回の事件を受け、加藤厚生労働大臣は全国の保育所や自治体などを対象に、虐待など不適切な保育への対応状況について調査する考えを示しました。

園は再開したものの裾野市には転園の相談が10件寄せられていて、市内の別の保育園や幼稚園に協力を求め、8日から転園希望者を受け入れられるよう調整しています。
（2022年12月6日放送「news every. 」より）