【カラス撃退】カギは「鳴き声」 警戒心で遠くへ…愛知・小牧市
愛知・小牧市にある商業施設の前に集まるのはカラス。空を埋め尽くすほどの大群です。飛び立った辺りには、無数のフンが残っていました。
「フンがかからないかなというのは心配…歩いていても」
「すごいなと…飛んでいる量が。前、こんなにいなかったような気がするんだけどね」
市民から心配の声が聞かれる中、市がカラス対策に乗り出しました。市の職員が白い機械のようなものを持ち、商業施設へと向かいます。
小牧市役所・行政改革課 鈴木規朗さん
「日が沈むぐらいに(カラスが)よくとまっているので、ここに対して効果が発揮されるように、これを置いていこうかなと思っています」
その機械というのが、カラスの鳴き声を流すスピーカーです。
このスピーカーを開発しましたのは、宇都宮大学で約20年にわたりカラスについて研究を行う「クロウラボ」の塚原直樹さんです。カラスが警戒する時に発する鳴き声をスピーカーから流し、カラスに危険な場所だと認識させる仕組みだといいます。
そして、日も落ちた午後5時すぎ、集まったカラスに向けて、スピーカーのスイッチを押すと、カラスが電線から一斉に飛び立っていきました。
小牧市職員
「逃げてる、すごい、すごい」
なんと、電線からカラスの姿が見えなくなりました。
小牧市役所の鈴木さんは「だいぶ、効果というのは期待できるのかなと思いました。鳴らしても、カラスって同じように電柱とかに帰ってくる傾向があるので、繰り返し鳴らすということが大事かなと」と語りました。
(2022年12月1日放送「news every.」より)
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