“着るクッション”は品薄続くほど!節電の冬で『電気を使わない防寒グッズ』が人気(2022年11月30日)

“着るクッション”は品薄続くほど!節電の冬で『電気を使わない防寒グッズ』が人気(2022年11月30日)

“着るクッション”は品薄続くほど!節電の冬で『電気を使わない防寒グッズ』が人気(2022年11月30日)

12月1日、政府の節電要請が開始されます。この冬はエネルギー価格の高騰で家計への負担が重くなりそうです。

 大阪ガスは、12月分のガス料金について、使用量が平均的な家庭で7063円と、前月に比べて337円値上げします。さらに来年1月分も334円値上げして7397円となります。また関西電力の電気料金は、すでに今年5月分から一般的な家庭で7497円と上限に達して横ばいの状態となっています。

 こうした中、政府は12月1日から来年3月まで、全国の企業や家庭に節電を要請します。冬場の節電要請としては7年ぶり。具体的な数値目標は設けていませんが「無理のない範囲での節電」を呼びかけています。

 (西村康稔経産大臣 11月29日)
 「重ね着などをして室温を下げる、使っていない部屋の照明を消す、お湯の出しすぎに注意するなど、そうした無理のない範囲での節電・省エネのご協力を改めてお願いします」

 そこで街の人に冬の節電方法を聞いてみました。

 (80代の人)
 「暖房をちょっと控えようかなと思って、まだ今はつけていないですけどね。家の中でいつもより厚着しています。ちょっとでも違うかなと思って」
 (50代)
 「一番安いのがこたつかなと思っているので弱にして使っています。(Qこたつでも弱?)必ず弱です」

 本格的に始まる節電の冬に向けて、大阪府東大阪市のホームセンター「カインズ東大阪店」では電気を使わない防寒グッズが勢ぞろい。中でも人気なのが、ふんわり軽く着るだけで温まれる“着るクッション”(あったかロールクッションM:税込み3480円)だそうです。

 (カインズ東大阪店 加藤優和さん)
 「ロールクッションになっていて、間に入っていただくこともできます」

 実際にMBSの野嶋紗己子アナウンサーが試着させてもらいました。

 (MBS 野嶋紗己子アナウンサーリポート)
 「いや~確かにあたたかい。ミノムシになった気分なんですけれども。立っているのにお布団の中に入っているみたいですね」

 着る以外にも様々な用途で活用できるのも魅力の1つ。品薄状態が続くほどの人気だそうです。

 (野嶋アナウンサーリポート)
 「(頭の下に敷いて)あぁふかふかだ。このまま寝ちゃいそうなぐらい気持ちいいですね。すごくいい」

 他にも「足首が毛布にくるまれているようなスリッパ(ブーツタイプ・税込み1480円)」を紹介していただきました。

 (カインズ東大阪店 加藤優和さん)
 「ムートンブーツのような形になっているんですがスリッパになっていまして。毛布の生地を中に使っているのですごくあたたかいスリッパになっています」

 (野嶋アナウンサーリポート)
 「これ気持ちいい。スリッパで足首までしっかり温めてもらえるのは良いポイントかもしれない」

 今年は電気代の高騰や節電要請を背景に売れ筋の防寒グッズにはある傾向があるといいます。

 (カインズ東大阪店 加藤優和さん)
 「やはり電気を使わない商品を中心に売れていると実感しています。前年に比べて当店では防寒グッズが約1.5~2倍の売り上げで推移しています」

▼MBS NEWS HP
https://ift.tt/dCriyzJ

▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1

#MBSニュース #毎日放送 #節電 #高騰 #エネルギー価格 #負担 #大阪ガス #冬場 #重ね着

MBSnewsCHカテゴリの最新記事