「天候は90％以上の確率で好条件」ispaceの月面着陸船 きょう午後5時39分に打ち上げ 成功すれば民間企業として世界初の快挙｜TBS NEWS DIG
日本の民間企業が開発した月面着陸船が日本時間のきょう夕方月へと打ち上げられます。月への着陸が成功すれば、民間では世界初の快挙となります。現地から中継です。
アメリカ南部・フロリダ州ケープカナベラルです。日本の宇宙ベンチャーispaceが開発した月面着陸船は、後ろの発射場から日本時間のきょう、午後5時39分に打ち上げられます。
こちらから見ると真っ暗ですが、打ち上げに使われるスペースX社のロケット、ファルコン9は先ほど発射場に移動し、その写真が公開されました。
スペースXによりますと、この後の天候は90％以上の確率で打ち上げに良好な条件になる見通しだということです。打ち上げられた後は、いったん月よりもはるかに離れた地球から150万キロの地点にまで航行します。そこで東京・日本橋の地上管制室から信号を送って軌道を変え、地球から38万キロ離れた月の周回軌道への投入を試みます。
そして、来年4月には月面着陸に挑む予定で、成功すれば日本初。民間のプロジェクトとしては世界初の快挙となります。
ispaceは月への輸送や月面探査をビジネスとして確立することを目指していて、民間の力で宇宙開発の新たな扉を開くことができるか注目されます。
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