維新・松井顧問「みんな誰でもいいやと思っている」投票率に嘆き…兵庫の市長選5連敗(2022年11月21日)

維新・松井顧問「みんな誰でもいいやと思っている」投票率に嘆き…兵庫の市長選5連敗(2022年11月21日)

維新・松井顧問「みんな誰でもいいやと思っている」投票率に嘆き…兵庫の市長選5連敗(2022年11月21日)

11月20日に投開票が行われた尼崎市長選挙。維新候補が敗れ、兵庫県内で公認候補を立てた市長選で、維新はこれで5連敗となりました。

 (日本維新の会 吉村洋文共同代表 11月21日)
 「これは本当に我々の力不足、維新の会の力不足だと思います。そこに尽きると思います。まだまだ地力が足りない」

 今回の尼崎市長選挙で当選したのは現職の稲村和美市長から後継指名されて無所属で出馬した尼崎市の前教育長の松本眞さん(43)でした。「維新」対「非維新」の一騎打ちとなった今回の選挙、維新は党幹部を続々と応援に入れる総力戦で“大阪との連携”を訴えました。

 (日本維新の会 松井一郎顧問 11月18日の演説)
 「尼崎も一緒になって関西全体で東京と2極と言われる大都市圏を作っていきたい」

 一方、非維新は現職の市長に加えて自民・立憲も支援にまわるなど、こちらも勢力を結集させて“市政の継続”を訴えました。

 (稲村和美尼崎市長 11月19日の演説)
 「政党を選ぶ選挙じゃありませんよね。皆さんが直接自分たちのリーダー、市長を選ぶ選挙です」

 結果は非維新の松本さんが7万5253票で、維新・大原隼人さんの4万8144票に約2万7000票差をつけ大勝。維新はまたしても兵庫の壁にはね返されたのです。

 (尼崎市民)
 「(Q維新は大阪との連携を訴えていたが?)あまり関心はなかったです。尼崎は尼崎やから」
 「今までの維新の活動をみたら自分の考えとは違うなと思って」

 【維新 兵庫で公認候補の市長選】
 2013年・宝塚市長選(敗戦)
 2013年・伊丹市長選(敗戦)
 2021年・宝塚市長選(敗戦)
 2022年・西宮市長選(敗戦)
 2022年・尼崎市長選(敗戦)

 維新は来年春の統一地方選挙で地方議員を今の1.5倍の600議席に増やす目標を掲げていて、達成できなければ馬場伸幸代表は辞任する考えを示していますが、戦略の見直しは必要ないのでしょうか?

 (日本維新の会 松井一郎顧問 11月21日)
 「維新は戦略を見直す必要はないんじゃないの。投票率32%じゃ、そりゃ組織持ってるところ全部敵にまわしてやっているんだから、そらもう、あの結果でしょ。わかりやすい争点がないわけですから。だからみんな誰でもいいやと思っているわけでしょ」

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