自称半グレ３０歳男が少女らに『決闘』させた疑い…「お前らタイマンせえや」指示か（2022年11月17日）

自称半グレ３０歳男が少女らに『決闘』させた疑い…「お前らタイマンせえや」指示か（2022年11月17日）

ガールズバーで働く少女らに『決闘』をさせたとして店を経営する男が逮捕されていたことがわかりました。

　決闘容疑で逮捕されたのは自称・半グレで飲食店を経営する上野瑛一容疑者（３０）です。上野容疑者は今年８月、自身が経営する大阪・北新地のガールズバー「ＣＵＢＥ」の従業員の少女（１７）と、店を辞めた元従業員の女性（１８）に、殴り合いをさせた疑いが持たれています。

　捜査関係者によりますと、上野容疑者は元従業員の女性が無断で店を辞めたことに腹を立て、「お前らタイマンせえや」「場所用意したるわ」などと言って従業員の少女に決闘をするよう指示。従業員の少女は指示に従ってＬＩＮＥで相手を呼び出したということです。

　決闘の場となったのは上野容疑者が経営するガールズバーの系列店。上野容疑者立ち会いの下、従業員の少女と元従業員の女性は約５分にわたって殴り合い、最後は従業員の少女が血を流してその場に倒れ込み首の捻挫など全治１０日のケガをしたということです。

　決闘罪は、日時や場所を約束してお互いが戦うことに同意して殴り合いを行った場合などに適用され、当事者だけでなく場所の提供者や立ち会い人も罪に問われます。警察は、決闘をした２人のほか、現場で見物していた店の関係者ら数人を近く書類送検する方針です。

　また上野容疑者が経営するガールズバーは、無許可で風俗営業をしていたとみられ、警察が今年８月に警告を出した際に誓約書に偽名でサインをしたとして店のナンバー２だった小澤武史容疑者（２３）も逮捕されています。

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