難病ＡＬＳ患者依頼の殺人事件…元医師ら起訴から２年経つも『裁判開始めど立たず』（2022年11月16日）
ＡＬＳ患者から依頼を受けて医師らが殺害したとされる事件。起訴から２年が経っても裁判が始まるめどが立っていません。
医師だった山本直樹被告（４５）は大久保諭一被告（４４）と共謀し、難病のＡＬＳ患者から依頼を受け、薬物を投与して殺害したなどの罪で２年前に起訴されています。
２人は、山本被告の父親を殺害した罪でも起訴されていて、京都地裁によりますと、父親を殺害した事件については来年１月１２日に初公判が開かれ、来年２月７日に判決を言い渡す予定です。
一方、ＡＬＳ患者に対する嘱託殺人の罪については、事前の争点整理や証拠手続きなどを行っていて裁判の開始めどが立っていないということで、起訴から２年と長期化する中、父親に対する事件から先に審理が始まる見通しです。
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