【ポーランド外務省】「露製のミサイルが落下」 ロシア側は関与を否定
ウクライナとの国境に近いポーランド東部の村で15日、爆発があり、2人が死亡しました。ポーランド外務省はロシア製のミサイルが落下したとしていますが、ロシア側は関与を否定しています。
ポーランド外務省によりますと、ウクライナ国境から6キロ離れたポーランド東部の村・プシェヴォドヴォで15日、爆発があり、2人が死亡しました。
この日、ウクライナの首都・キーウや西部・リビウなどでは、ロシア軍による大規模なミサイル攻撃で1人が死亡していて、ポーランド外務省は、ポーランド領内で起きた爆発はロシア軍のミサイルによるものだとしています。ただ、ポーランド政府は、誰が発射したかについては「明確な証拠がない」として言及を避けています。
一方、ロシア国防省は「意図的な挑発行為」だとして関与を否定しました。
また、アメリカ国防総省のライダー報道官は「ロシア軍のミサイルが着弾したことを裏付ける情報はなく、確認中」とコメントしています。
事態を受け、ポーランドが加盟するNATO(=北大西洋条約機構)は16日、緊急会合を開きますが、ロシア軍のミサイルによる爆発と判断した場合に、NATOとしてどのような対応を取るのかが焦点となります。
(2022年10月26日放送)
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