【東京地裁・高裁に爆破予告】“267件”裁判が日時変更 裁判所の前では…
14日、東京地裁などが入る裁判所の庁舎に対して、爆破予告がありました。267件もの裁判の日時が、突然変更されることになりました。
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14日午後、東京・霞が関の裁判所前では、戸惑いの声が聞かれました。
裁判の傍聴に来た人
「入れないんですか?」
――入れないです、今…爆破予告あって
「ええ~そうなんですか?」
「裁判所に? もう、迷惑ですね」
警視庁によると、東京消防庁などに「東京地方裁判所を爆破することにした。13時34分に爆発する」との裁判所への爆破予告がメールで送られてきました。これを受け、東京高裁と地裁などが入る建物は、14日正午から午後2時までの間、立ち入り禁止になりました。
裁判に出廷するため、建物の中にいた人は「『今、爆破予告があったから、いったん外に出て』って。係員の人が一生懸命見て回ってる。爆弾がないかどうかを探し回ってる。確認するまではいったん『自分で自分の身は守ってください』って」と話していました。
まさに午後1時半から裁判の予定だった女性は――
午後1時半から裁判の予定の女性
「1時半から(の裁判)は中止になったって。うちの弁護士はどこ行っちゃったのかしら」
――弁護士と連絡とれてない?
午後1時半から裁判の予定の女性
「今、来て、びっくりだから」
東京高裁によると、爆破予告の影響で東京高裁で22件、地裁で245件の合わせて267件の予定されていた裁判が取り消され、日時が変更となりました。こうした中、“爆破予告”を知らずに来た人もいました。
――午後1時半に爆破予告
裁判のために来た人
「え、ここで? 弁護士さんと『1時半に』ってことで待ち合わせして、今きたんですけど」
弁護士とは無事合流できましたが、裁判所には入れません。
裁判のために来た人
「今、入れないんでしょ?」
弁護士
「入れないです」
裁判のために来た人
「裁判自体、遅れる可能性もある?」
弁護士
「いや、裁判自体は…」
結局、裁判所に入れるようになるまで時間をつぶすことになりました。
そして午後1時半、爆破予告の時間となりましたが、庁舎に大きな変化は見られませんでした。警視庁によると、不審物は見つかっておらず、メールの送り主の特定も含め詳しい経緯を調べています。
(2022年11月14日放送「news zero」より)
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