アドベンチャーワールドは12日も休園 鳥インフル確認『アヒルやエミューなど殺処分』(2022年11月11日)
和歌山の「アドベンチャーワールド」で飼育していたアヒルから鳥インフルエンザが確認されました。この影響でアドベンチャーワールドは11月11日、臨時休園となりました。
終日臨時休園となった和歌山・白浜の人気スポット「アドベンチャーワールド」。園内の消毒作業などがあるため、11月12日の休園も決まっています。和歌山県によりますと、アドベンチャーワールドで飼育していたアヒル6羽が11月10日に死んでいるのが見つかり、11日朝、致死率の高い高病原性鳥インフルエンザに感染していることがわかりました。
県などは11日、飼育している鳥類の殺処分を行いましたが、国の法律で家きん類にあたる鳥類が対象となりました。家きん類とは一般的に家畜、つまり人間の食用などの目的で飼育されることが多い鳥類のことで、死んだ6羽を含むアヒル35羽・エミュー14羽・ガチョウ13羽・ダチョウ1羽の計63羽の鳥類が殺処分の対象となり、11日午後2時ごろに完了したということです。一方で、ペンギン・フラミンゴ・ペリカンなどは家きん類ではなく、殺処分の対象とならずに隔離して経過観察するということです。
周辺では、急遽休園となったことを知らずに来た観光客が困惑する姿が見られました。
(浜松から来た人)
「遠くから来たんで」
「6時間もかけてきて」
「(Qどちらからですか?)浜松です。子どもが見たかったんで、パンダを。残念です」
(京都から来た人)
「(Qアドベンチャーワールドは休園だが?)え!?がちですか?」
「全国旅行支援のチケットが使えるなら(入園チケットを)買おうかなと思っていて。何に使おう」
和歌山県によりますと、鳥インフルエンザの感染経路についてはわかっていないということです。
パンダで有名なアドベンチャーワールド。感染が見つかったアヒルのほかダチョウ、ペンギンなど44種類、約850羽の鳥類を飼育しています。園内で鳥インフルエンザの感染が判明したのは初めてということです。パンダへ感染するおそれはなく、現在、体調に問題はないということです。
アドベンチャーワールドは12日の休園について、殺処分は終了したが焼却と鶏舎の消毒作業が完了していないためとしていて、13日以降の営業については、12日に改めて知らせるとしています。また、臨時休園日の前売りチケット代金については全額払い戻しに応じるということです。
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