北朝鮮のミサイルは「火星17型」か 飛距離1万3000キロの見方も 韓国の政府関係者「技術の進化が見られる」|TBS NEWS DIG
韓国軍の合同参謀本部によりますと、北朝鮮の軍用機180機あまりが韓国軍の設定する警戒ライン「戦術措置線」に接近する動きが確認され、韓国空軍の最新鋭ステルス戦闘機など80機あまりが緊急出動しました。
韓国軍によると、きのうまでの2日間で29発のミサイルを発射した北朝鮮。こうした中、韓国軍が、北朝鮮が2日に発射し日本海に落下した短距離弾道ミサイルの捜索に乗り出したことが分かりました。残骸を回収し分析したい考えですが、北朝鮮の兵器開発はどこまで進んでいるのでしょうか。
きょう午前11時頃から午後3時頃にかけて、180機を超える北朝鮮の軍用機が韓国軍の警戒ライン「戦術措置線」に接近する動きを韓国軍が確認しました。
きのうは、少なくとも6発の弾道ミサイルを発射した北朝鮮。1発はICBM=大陸間弾道ミサイル級の可能性があり、韓国軍関係者によりますと、このミサイルは「火星17型」と推定され、正常に飛行せず、実験は失敗したとみられています。
韓国軍の合同参謀本部はきょう国会で、ミサイルは移動式発射台から発射され、正常に飛んでいれば飛距離は1万3000キロに達したとの分析を明らかにしました。アメリカの首都ワシントンも射程に収めることになります。
さらに…。
韓国政府関係者
「技術の進化が見られる」
JNNの取材に対し、韓国政府関係者は「火星17型」の発射はこれで4回目だとしたうえで、これまでの3回はいずれも分離に失敗していたのに対し、今回は分離には成功したとみられるとの見方を示しました。そして…。
韓国政府関係者
「北朝鮮は『火星17型』の完成に強いこだわりを持っている」
北朝鮮は「成功するまで実験を繰り返す」とも指摘しています。そして、可能性が高まっているのが核実験。韓国国会で国防省高官は…。
韓国国防省次官
「核実験を含め、可能性は十分に開かれていると思う」
核実験の準備をすでに終えたとみられる北朝鮮。米韓当局は警戒を強めています。
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