「検察庁に思いを汲み取っていただきたい」多重事故で娘亡くした遺族が検審に申し立て(2022年11月1日)

「検察庁に思いを汲み取っていただきたい」多重事故で娘亡くした遺族が検審に申し立て(2022年11月1日)

「検察庁に思いを汲み取っていただきたい」多重事故で娘亡くした遺族が検審に申し立て(2022年11月1日)

2021年7月に和歌山市で起きた多重事故で、逮捕された運転手が不起訴処分となったことを受けて、遺族が検察審査会に審査を申し立てました。

 2021年7月、和歌山市の交差点で乗用車6台と原付バイク1台が絡む事故があり、原付バイクに乗っていた竹田汐里さん(当時22)が死亡しました。

 この事故で、乗用車を運転していた女性(52)が逮捕されましたが、和歌山地検は今年8月に嫌疑不十分で不起訴としています。

 汐里さんの遺族は、開示された捜査資料を基に「過失運転の罪に問えないのは納得がいかない」として、11月1日に検察審査会に審査を申し立てました。

 (竹田汐里さんの父・正義さん)
 「ぜひとも刑事裁判をして全容を明らかにしたいです。検察庁にこの思いを汲み取っていただきたい」

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