【雑踏リスク】専門家「満員のエレベーターと同じくらいなら逃げて」(2022年11月1日)

【雑踏リスク】専門家「満員のエレベーターと同じくらいなら逃げて」(2022年11月1日)

【雑踏リスク】専門家「満員のエレベーターと同じくらいなら逃げて」(2022年11月1日)

 雑踏による事故に巻き込まれる前に逃げる目安として、日本の専門家は「満員のエレベーターと同じくらいなら逃げて」と訴えています。

 大阪工業大学・吉村英祐特任教授:「“エレベーターの定員の密度”が限界。密度が1平方メートルあたり5人程度まで。ここで『危ない』と、その場を離れないと(安全な場所に)戻れなくなってしまう」

 吉村英祐教授によりますと、ソウルの事故での密度はこの倍以上で、1平方メートルあたり10人を超えています。

 また日本でも地震などの災害が起こった際に同様のリスクがあり、特に注意すべきなのは多くの人が働く高層ビルで非常階段で逃げる時や、地下街から地上に出る階段などに人が押し寄せる時のように、突発的に人が集中する場面だということです。

 また「日本の警備当局の対策は進んでいるが、市民に『群衆』のリスクや身近な場所の危険性の理解を深めてもらう必要がある」とも訴えています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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