【雇用調整助成金】特例措置 12月以降は原則通常対応へ
コロナ禍での「雇用調整助成金」の特例措置について、厚生労働省は、今年12月以降は原則として通常の対応に戻すことを決めました。
事業主が従業員に支払う休業手当の一部を助成する「雇用調整助成金」については、コロナ禍の特例措置として、現在、1人あたり1日最大1万2000円まで引き上げられています。
厚労省の部会は28日、12月以降の助成金について、このところ社会経済活動が本格化し、雇用情勢も戻ってきているとし、通常の8355円に戻すことを決定しました。
ただし、過去3年間の同時期と比較し、3か月の売り上げ平均が30%以上減少している企業に関しては、来年1月まで上限を9000円とします。
この運用は来年3月末までとし、4月以降は状況を見極めて改めて判断するということです。
(2022年10月28日放送)
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