【中国GDP】7~9月期は3.9%増 新体制発足“直後”に発表
中国政府は、発表を延期していたことし7月から9月までのGDP・国内総生産の伸び率について、去年の同じ時期に比べ3.9パーセントのプラスにとどまったと発表しました。新体制発足直後の発表で、政権への忖度(そんたく)があったのではとの見方も出そうです。
中国国家統計局が24日、ホームページ上で発表したところによりますと、7月から9月までのGDPの伸び率は前年同期比でプラス3.9パーセントと、上海などでロックダウンが実施された前期よりは改善しました。
ただ、習近平政権がこだわる厳しい「ゼロコロナ政策」が景気回復の重荷となっており、政府がことしの成長率目標とした「5.5パーセント前後」の達成は絶望的な状況となっています。
本来は共産党大会期間中に発表される予定でしたが突然、延期され、24日朝になって事前の通知や記者会見もなしに発表するなど極めて異例の対応が続いています。
経済低迷を裏付ける指標の発表が新政権発足の翌日にずらされたことで、忖度があったのではとの見方も出そうです。
(2022年10月24日放送「ストレイトニュース」より)
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