被告「死刑宣告を」…カラオケ女性殺害 常連客に無期懲役を求刑(2022年10月13日)
去年6月、大阪市北区のカラオケパブで、オーナーの稲田真優子さん(当時25)が刃物で刺され、殺害された事件の裁判。
店の常連客で、殺人の罪に問われている宮本浩志被告(57)は事件前、毎日のように一方的にメッセージを送っていました。
さらに、繰り返し電話を掛けることも…。稲田さんは、やめてほしいと伝えていました。
裁判で検察側は「一方的に好意を募らせて執着したが、距離を置かれて不満を抱き、刃物を持ち込んで執拗(しつよう)に刺した」と主張。無期懲役を求刑しました。
一方、宮本被告は…。
宮本被告:「改めて来週の判決では、死刑を宣告して下さい」
弁護側は「第三者による犯行は考えられないか」と無罪を主張しました。
閉廷後の会見で、稲田さんの兄・雄介さんは…。
雄介さん:「責任をうやむやにして、逃げるように死刑を求めるというのに、すごく腹が立った。仮に(遺族の)意図をくんでくれるのであれば、ちゃんと(罪を)認めて償ってほしい。やすやす死なれても困る」
判決は、20日に言い渡されます。
(「グッド!モーニング」2022年10月13日放送分より)
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