IAEA事務局長がプーチン大統領と会談(2022年10月12日)
IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長がロシアのプーチン大統領と会談し、ウクライナ南部・ザポリージャ原発周辺の安全保護区域設置の必要性を訴えました。
会談では、ロシア軍が占拠するザポリージャ原発を中心に話し合われたとみられます。
グロッシ事務局長は会談でザポリージャ原発の安全確保は極めて重要だと強調し、原発周辺の安全保護区域を早急に設置する必要があると訴えました。
プーチン大統領は「あらゆる問題を解決する用意がある」などと表明しました。
ただ、プーチン大統領は原発を国有化したと一方的に主張していて、IAEAの要求を受け入れる可能性は低いとみられます。
ザポリージャ原発を巡っては、ウクライナ国営の原子力企業「エネルゴアトム」が11日、原発の副所長がロシア軍に連れ去られたと発表しました。
現在も拘束されていて、居場所は分かっていないということです。
エネルゴアトムは副所長の解放に向け、グロッシ事務局長にロシア側への働き掛けを要請したと明らかにしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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