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【異変】“モンブラン”ピンチ 秋の味覚「栗」3割高騰…気温急降下で“大量落下”【もっと知りたい!】(2022年10月11日)
旬を迎えた秋の味覚「栗」の価格が、平年に比べて3割ほど高騰。モンブランなど、人気スイーツにも影響が出ています。
■値上げの秋“心強い味方” レンコン&カボチャ
秋の味覚の代表格と言えば、「ナシ」や「ブドウ」です。
何でも値上がりするこの時代。安くておいしい、旬の食べ物がありました。
生鮮スーパー「アキダイ」・秋葉弘道社長:「ブドウとかナシとか、秋の果物が物も良く、値段が安い。平年より大体2割くらい安い」
とりわけ、秋に甘さが増す、レンコンやカボチャは平年より最大3割ほど安値が続いています。
秋葉社長:「記録的な安さ。レンコン、めちゃくちゃ安い。記憶にないくらい安い。2、3割はずっと安い。ほとんどの秋物の野菜は、平年並みか、平年以下なので。今、食料品の値上げがすごいなか、こういう旬の食材を買ってもらえれば、家計にも優しいと思う」
■人気で需要↑「栗」高騰…“モンブラン”ピンチ
その一方で、サンマに次ぐ勢いで、価格高騰が著しい食材があります。
栗が平年に比べて、3割ほど高値が続いているのです。
秋葉社長:「多分、栗は一番高い、ここ最近で。今年、熊本とか九州で雨の被害。台風の影響で、非常に栗が少ない」
さらに、近年の和栗スイーツブームで、商社などが調達を増やしていることも、需給の逼迫(ひっぱく)に拍車を掛けているといいます。
そのため、栗ご飯や焼き栗といった秋の味覚が、今年は「高嶺の花」になりそうです。
■気温急降下で“大量落下”…やむなく“値上げ”
埼玉・秩父にある体験農園の栗園では、下を見ると、大量のイガが落ちています。今、栗の収穫時期に変化が出ているといいます。
地面に落ちた、大量の栗のイガ。過去10年で、こんなに栗の落下が早いのは、初めてのことだといいます。
夏が終わった後、一気に気温が下がったことで、いつもなら今月下旬まで続く収獲のシーズンが、ぐっと短くなりそうなのです。
秩父ふるさと村・宮本一輝さん:「今月下旬には、全部終わっちゃうかも。20日ぐらいまでに…。一気に寒くなると、栗の木も感じて、落ちちゃうんじゃないか」
栗の価格高騰は、モンブランなど、人気スイーツにも影響を及ぼしています。
東京にあるモンブランの専門店では…。
和栗モンブランの店「ふわり」・長谷川さん:「結構、堪(こた)えますね。このままだと、全然無理だなって、10月から値上げしました」
店内メニューの和栗のモンブランは、価格を据え置きましたが、テイクアウトのみ、やむなく50円値上げしました。
長谷川さん:「本当は100円値上げしようかなと思ったけど…。気に入ってもらって、『店の中で食べようか』と思ってほしい。その意味で、(店内の)値段を据え置いた」
(「グッド!モーニング」2022年10月11日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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