【破壊の瞬間】居酒屋の窓の“希少ガラス” カメラには「フラフラ歩くスーツの人物」
午前3時半ごろ、あたりが静まり返った京都市にある商店街。その防犯カメラに、スーツ姿の人物が現れました。酒に酔っているのか映像からは、足元はフラフラとしていて、まっすぐ歩けていない様子がわかります。
ふらつきながら近寄って行ったのは、角地にある居酒屋。店内の防犯カメラには、立て続けに窓をたたき割っていく様子が写されていました。
男はその直後、店から立ち去っていきました。
割られたのは居酒屋の窓ガラス。実は、昭和初期よりも前に作られた、希少な“すりガラス”だということです。そのガラスは粉々になってしまいました。
被害にあった「たち呑みしゃーぷ」の井上智之オーナーは、
「この場所には空き瓶が置いてあった。何かの拍子で、腹が立って割ったとは思うんですけども…そこまでちょっと僕も本人に聞いてみないと分からないですけどね」
「怒りよりもちょっと悲しみの方が……なんでそんなことしたんだろうと。スタッフさんに被害がなかったし、お客さんも店内にいなかったということは、本当、不幸中の幸いかなと思ってます」
さらにこの日、店の周辺では、消火器が噴射されて消化剤がばらまかれる被害が報告されていて、警察は器物損壊事件として捜査しています。
(2022年10月10日放送「news every.」より)
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