「自分のカードと誤認した」維新の市議『政務活動費の不適切な入出金１３回』で辞職願（2022年10月6日）

「自分のカードと誤認した」維新の市議『政務活動費の不適切な入出金１３回』で辞職願（2022年10月6日）

大阪維新の会の吹田市議が政務活動費の不適切な入出金を繰り返していたことがわかりました。この市議はすでに辞職願を提出しています。

　大阪府の吹田市議会に辞職願を提出したのは大阪維新の会所属の松尾翔太市議です。関係者によりますと、松尾市議は２０１９年～今年にかけて、維新の吹田市議団の政務活動費の口座から１３回にわたり正当な理由なく無断で出金と入金を繰り返していたということです。

　松尾市議は当時市議団の経理責任者で、市議団の聞き取りに対して「（今年の出金に関して）自分の個人口座のカードと誤認した」などと説明しているということです。出金と入金は同額だったため最終的に公費の支出はなかったということですが、市議団は「不適切な行為」としています。

　松尾市議は１０月５日に議長に対して辞職願を提出し、１０月６日に受理されたということで、１０月９日付で辞職する見通しです。

　１０月６日、本人が取材に応じました。
　　
　（大阪維新の会　松尾翔太吹田市議）
　「私的流用は一切ないから報告も誤出金と書かせていただいていると思うんですけど。そういったことで市民に疑念を抱かれる状態になってしまった。一度、吹田市議会議員の職を辞したいと思う」

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