【カピバラ】女児が9針縫うケガ 全治2週間 群馬サファリパーク
群馬サファリパークでカピバラが突然、客に襲いかかり、6歳の女の子がケガをしていたことがわかりました。女の子は、頭や首、耳などをかまれ、9針を縫う、全治2週間のケガをしたということです。
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“癒やし系”のカピバラは、「地球上で最も大きなネズミ」と言われています。南米の気温が高い地域に生息していて、寒さに弱いとされ、温泉でのんびりする姿が冬の風物詩となっています。
そんなカピバラをめぐって、痛ましい事故が起きました。群馬・富岡市にある「群馬サファリパーク」が飼育している推定8歳のメスのカピバラが、6歳の女の子の頭や首、耳などをかみ、9針を縫う、全治2週間のケガをさせたのです。
群馬サファリパーク 北村昭二園長
「人に攻撃的な雰囲気は全くみられない。ちょっとした変化というんですかね、動物の心境だったりとか、そういうものが見抜けなかったところに甘さを痛感しております」
先月27日、女の子(6)は家族4人で群馬サファリパークを訪れました。その際に立ち寄ったのが、カピバラ4頭と直接ふれあい、エサやり体験ができるコーナーです。
女の子以外の人がメスの1頭にエサをあげていたところ、突然、そのメスが女の子に襲いかかったということです。
群馬サファリパーク 北村昭二園長
「ケガをされたお子様は、カピバラは大きいので『怖い』と言っていたみたいで、おばあちゃんの後ろに隠れるような感じだったということです。(女の子は)エサを持ってもいるので、メスのピノが近づいてきて、耳の下から後頭部にかけてかんでしまった」
サファリパークでは事故の翌日の先月28日、女の子をかんだメスを来園客とふれあえないように隔離しました。今月1日からは、残りのオス3頭については柵の外から観覧できますが、直接のふれあいやエサやり体験は中止しているということです。
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今回の事故とは無関係の神奈川・川崎市の「カワスイ 川崎水族館」で、「news every.」のスタッフがカピバラへのエサやりを体験しました。直接、草を持たずにトングを使用します。また、触る時のポイントは、おしりの方を触るといいということです。
館長は――
カワスイ 川崎水族館 岩岡千香子館長
「もし事故があるとしたら、エサと間違えて手をかんでしまったりとかも考えられますので、口まわりや頭は極力、触らないでいただいています。ふれあう時は、背中から後ろの方に優しくふれあっていただくように注意をしています」
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一方、女の子がカピバラにかまれた群馬サファリパークでは、女の子と家族に謝罪するとともに、安全対策を徹底したいとしています。
(2022年10月5日放送「news every.」より)
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