「内憂外患」 岸田内閣発足から1年 半年前は高支持率も急落 国内は旧統一教会問題 国外では北朝鮮の弾道ミサイル問題｜TBS NEWS DIG
きょう岸田総理は、就任から1年を迎えました。旧統一教会をめぐる問題や北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射など内政、外交ともに課題が山積しています。
岸田総理は就任直後、▼コロナ対策の厳しい水際措置や、▼ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの制裁などがおおむね支持され、就任から半年の世論調査では、およそ6割という高い支持率を維持していました。
衆院選、参院選と2つの国政選挙に勝利し、長期政権も視野に入ったところで、想定外の出来事が。
岸田総理
「国葬儀の形式で、安倍元総理の葬儀を行うことと致します」
安倍元総理の突然の死亡を受け、岸田総理はそのわずか6日後に国葬の実施を発表しました。ところが、安倍元総理と旧統一教会との関係が明るみに出ると、事態は思わぬ展開に。
自民党 茂木敏充幹事長
「国葬にすることについて、いかがなものかと。こういうですね、指摘がある。また、そういう声がおこっている。そのように私は認識しておりません」
国葬実施への説明や旧統一教会と議員の接点の公表など政権や自民党の対応が遅れ、支持率は急落し、過去最低を更新。
岸田総理
「厳しい意見を聞く姿勢にこそ、政治家岸田文雄の原点があるとの初心を改めて肝に銘じながら」
国内では、旧統一教会の問題が収束する見通しが立たず、国外は北朝鮮の弾道ミサイル問題など緊張が高まる「内憂外患」の状態です。
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