【小1女児“行方不明”】“帽子”発見の江戸川を捜索 靴発見場所付近では野球大会開催も…

【小1女児“行方不明”】“帽子”発見の江戸川を捜索 靴発見場所付近では野球大会開催も…

千葉県松戸市で小学1年生、南朝芽さんが行方不明になってから29日で7日目です。警察は、28日に新たに朝芽さんの帽子が見つかった江戸川に面する取水口の付近を重点的に捜索しました。

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23日に自宅を出て以降、行方が分からなくなっている千葉県松戸市の小学1年生、南朝芽さん、7歳。

28日、朝芽さんがかぶっていた帽子が、江戸川の下流にある取水口で見つかりました。警察と消防は、29日も130人態勢で朝芽さんの帽子が見つかった取水口の周辺を重点的に捜索しています。

また、埼玉県警も29日から40人ほどの専従部隊を作り捜索に参加するなど、大規模な捜索が行われています。

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28日に帽子が見つかったのは、朝芽さんの靴下と靴が見つかった江戸川の河川敷から、およそ1キロ下流にある取水口です。水道事業者の男性作業員2人が、ごみなどをせき止めるオイルフェンスを交換していたところ、その内側から帽子が浮いてきたのを発見しました。

「どうやら、行方不明者の所持品のようなものが見つかった」と作業員から連絡を受けた事業者が警察に連絡したということです。

帽子のタグには「さや」とひらがなで書かれてあったといいます。

帽子が発見されたことを受け、29日未明、朝芽さんの家族がコメントを発表しました。帽子は「間違いなく本人の物です」と認めた上で、現在の心境については…

南朝芽さんの家族のコメント
「私共家族一同は、さやの姿を再びこの目で見る時までは、全力でさやを探したい思いであること、必ず元気な姿のさやを抱きしめられることを信じて、進んで参りたいことを皆さまにお伝えしたいです」

朝芽さんの持ち物が江戸川の河川敷周辺で相次いで見つかっています。ただ家族は、「1人でいるときに自ら水に入ることはない」と話します。

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朝芽さんの足取りは、23日の正午過ぎ以降、分かっていません。

行方が分からなくなった当日、朝芽さんの靴などが見つかった河川敷の近くにあるグラウンドでは、野球の大会が朝から午後4時近くまで行われていたといいます。

日本ポニーベースボール協会　井関紀雄関東連盟長
「試合になると相当数数が集まる。6チームだから父兄入れて150人くらいはいたと思います。ファウルボールのとき、ホイッスル鳴らしたりしないといけないんで、常に（周りを）見てますね。ケガしてもいけないし、川があるんで。1人でいたら、間違いなくわかると思いますね」

ファウルボールや川に近づかないよう、多くの人が注意して見ていたといいますが、朝芽さんらしき女の子は見ていないといいます。

また、夕方から雨が降り出したということです。

記者
「朝芽さんのキックスケーターが見つかった公園のすぐ隣に、移動交番が開設されています」

身長115センチメートルのやせ形で、薄ピンクの半袖Tシャツに青色の半ズボンをはいていた朝芽さん。

南朝芽さんの家族のコメント
「さやの元気な姿を再び見つけ出し、この胸に抱きしめてあたためてあげられる時まで、私共と一緒にこの子を探していただきたいです。どうか、皆さま、よろしくお願い致します」

警察は情報提供を呼びかけ、事件と事故の両面で捜査しています。

◆情報提供先　松戸警察署：047ー369ー0110
（2022年9月29日放送「news every. 」より）

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