EU 「住民投票」を受けロシアに追加制裁へ(2022年9月29日)
ウクライナの4つの州の親ロシア派が実効支配する地域で住民投票が強行されたことを受け、EU＝ヨーロッパ連合はロシアに対する追加制裁案を発表しました。
フォンデアライエン欧州委員長：「我々は偽りの住民投票も、ウクライナのいかなる地域の併合も受け入れない。事態をさらに悪化させた代償をロシア政府に払わせると決意した」
EUの行政執行機関である欧州委員会は28日、ロシアに対する追加制裁案を発表しました。
ウクライナの4つの州で強行された住民投票について、国境を力で変更させる違法な試みだと非難し、投票実施に関与した親ロシア派地域の当局者らを制裁対象に加えることを提案しています。
また、ロシア製品の輸入禁止拡大やロシア産石油の取引価格の上限設定などが盛り込まれています。
制裁案は今後、加盟国などで議論されることになります。
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