「技能修習から離脱して密輸に…」大阪税関で麻薬押収量『５倍以上に』ＭＤＭＡが急増（2022年9月28日）
大阪税関は、今年上半期に押収した麻薬の量が去年の同じ時期に比べて５倍以上に増加した、と発表しました。
フランスからの国際郵便物に入っていたお菓子の袋。中に入れられていたのはＭＤＭＡと呼ばれる麻薬です。
大阪税関によりますと、関西空港などの税関で今年上半期に押収した麻薬の量は約１２ｋｇで、去年の同じ時期に比べて約５．３倍に増加したということです。麻薬の中でもＭＤＭＡの押収量が急増していて、外国人による日本への密輸入が要因とみられるということです。
（大阪税関調査部 縫武寿次長）
「目立ったのはベトナムの方。技能修習の職場から離脱して薬物の密輸入に手を染めた」
一方、覚醒剤や大麻などを含めた禁止薬物全体の摘発件数も、去年の同じ時期に比べて１０％増えたということです。
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