破壊工作指摘も ロシアの欧州向け天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」ガス漏れ|TBS NEWS DIG
ロシアとドイツを結ぶ天然ガスのパイプライン「ノルドストリーム」で発生しているガス漏れ。原因はわかっていませんが、破壊工作によるという見方も出ています。
ロシアとドイツをバルト海経由で結ぶ天然ガスのパイプライン「ノルドストリーム1」で、2か所「ノルドストリーム2」で1か所、ガス漏れが見つかっています。
ロシアのペスコフ大統領報道官は、「前代未聞の事態で緊急の調査が必要だ」とコメント。破壊工作の可能性も排除できないとの見方を示しています。
これに対し、アメリカのブリンケン国務長官は…
アメリカ ブリンケン国務長官
「最初の報道では、攻撃か破壊工作の結果かもしれないとのことだが、我々はまだ確認していない」
このように述べたうえで「仮に攻撃や破壊工作だったとして誰の利益にもならないのは明らかだ」と指摘しました。
EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長はツイッターで、ガス漏れの調査と原因究明が最も重要だと指摘。「欧州のエネルギーインフラに対するいかなる意図的な破壊も容認できず、取り得る最も強い対応を取ることになるだろう」としています。
「ノルドストリーム1」はロシア国営のガス会社が、先月末から停止しているほか、「2」もまだ稼働していないため、これまでのところ今回のガス漏れによるヨーロッパへのガス供給に影響はないとみられます。
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