尖閣国有化から10年 海保「中国の領海侵入など深刻」(2022年9月22日)
日本政府が尖閣諸島を国有化してから今月11日で10年となります。海上保安庁の石井長官は21日の会見で、中国海警局の船による領海侵入などについて情勢は厳しさを増しているとの認識を示しました。
海上保安庁・石井昌平長官:「中国海警局に所属する船舶による接続水域内での航行や領海侵入などが相次いでいることは、極めて深刻であると考えております」
日本政府は2012年9月、平穏かつ安定的な維持管理のために尖閣諸島を民間から買い上げ、国有化しました。
しかし、ほぼ毎日のように中国海警局の船が接続水域内を航行し、領海侵入や操業中の日本漁船に近付こうとする事案が繰り返し発生しています。
7月には、領海侵入が64時間17分に渡って続き、過去最長を更新しました。
海上保安庁は引き続き関係機関と緊密に連携し、冷静かつ毅然と対応していくとしています。
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