親ロ派地域でロシア編入を問う住民投票へ プーチン氏「結果を支持」アメリカ「偽の住民投票」|TBS NEWS DIG
ウクライナ軍の反転攻勢が強まる中、東部と南部で相次いで表明されたロシアへの編入を問う住民投票。プーチン大統領はこの投票の結果を支持すると述べました。
ロシア プーチン大統領
「部分的動員に関する大統領令に署名しました」
日本時間きょう午後に公開された演説で、部分的動員を始めると明らかにしたプーチン大統領。対象はロシア軍の予備役で、措置はきょうから導入されるとしてます。
さらに。
ロシア プーチン大統領
「2つの『人民共和国』、ザポリージャ州、ヘルソン州の住民が決めたことを私たちは支持します」
これはウクライナの東部と南部にある親ロシア派地域で行われる住民投票についての発言です。
「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」、南部へルソン州とザポリージャ州のロシア軍占領地域の幹部らは20日、ロシア編入の是非を問う住民投票の実施を相次いで表明していました。
「ドネツク人民共和国」トップ プシーリン氏
「住民投票の日程は9月23日から27日です」
結果は投票終了後5日以内に発表されるとしていて、プーチン大統領はこの結果を支持するとしているのです。
親ロシア派地域の住民
「ロシアに加わるのが待ちきれません」
占領地域からの避難民
「決して住民投票とは呼べません。実際に起こっているのは領土の占領だからです」
ウクライナのクレバ外相は。
ウクライナ クレバ外相
「ロシアは好きにすればいい。それで何かが変わるわけではない」
「ロシアが何を言おうと領土を解放し続ける」とも強調。
アメリカのサリバン大統領補佐官は「ウクライナの領土をロシアが併合するいかなる主張も決して認めない」「偽の住民投票」だとして非難しています。
こうしたなか、ニューヨークでは国連総会の一般討論演説が始まりました。
国連 グテーレス事務総長
「ウクライナ侵攻は大規模な人権侵害で、広範囲に及ぶ破壊をもたらした」
グテーレス事務総長がこのように話したほか、各国からはロシアによるウクライナ侵攻を批判する声が相次ぎました。
フランス マクロン大統領
「(侵攻開始の)2月24日以来、我々が目撃しているのは帝国主義と植民地の時代への回帰だ」
この後バイデン大統領も演説するほか、ウクライナのゼレンスキー大統領については事前収録のビデオ演説が流されることになっています。
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